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ナットウキナーゼの基本情報と、最新の業界動向


ナットウキナーゼの話 その1

 Nattokinaseの測定は、フィブリン溶解活性で定量します。医薬品の血栓溶解剤ウロキナーゼの測定法を真似た測定系であるため、Nattokinaseは医薬品のウロキナーゼの何倍の効果という人がいますが、それは大きな間違いです。医薬品のウロキナーゼは静脈注射するものであり、食べて効くものではありません。またウロキナーゼは投与するタイミングが重要であり、間違えば新たな脳出血を起こす危険性に繋がる恐れがあるため、医師の監督下で厳重に使用されます。

 納豆には多数の酵素の他、イソフラボン、サポニン、ペプチドなど多数の成分が含まれていまおり、健康に良いことは歴史的長さからも証明されています。したがって、ナットウキナーゼとウロキナーゼを比較すること自体がおかしな話です。医薬品と食品は明らかに違います。食品には食品の良さや文化もあり、それで十分ではないでしょうか?

ナットウキナーゼの話 その2

 「納豆のビタミンK2摂取=血液凝固」であり、ビタミンKを除去したNattokinaseがベストという誤った情報があります。実際には、ビタミンKは出血時の正常な血液凝固や骨の形成にも必要であり、必要摂取量は国により多少異なりますが、60〜80μgとされています。ビタミンKはほうれん草、ブロッコリー、青汁、クロレラや、納豆やチーズなどに多く含まれている脂溶性のビタミンなのです。

 ビタミンKはオステオカルシンという蛋白質のカルシウムへの結合能を高めることから、ビタミンK製剤は骨粗鬆症の治療薬としても使用されています。ビタミンK製剤は抗血液凝固薬のワルファリンの作用と拮抗することから、ワルファリン治療を受けている方はビタミンK製剤の使用が禁忌であり、また、ビタミンKを含む食品の摂取に注意が必要とされています。しかし、そのような方には医師や薬剤師がらの詳細な説明があるでしょう。

 今、ビタミンKを含有しているナットウ抽出物のNATOESSE MK7は、海外からの問合せも多く、非常に注目されています。

ナットウキナーゼと納豆菌培養エキス末

 納豆には多くの酵素(判っているプロテアーゼだけでも5種類)、イソフラボン、サポニン、ペプチドやビタミンが含まれています。Nattokinaseはアルカリプロテアーゼであり、5種類の酵素の内の1つです。

 日本健康栄養食品協会の規格では、フィブリン溶解性でNattokinaseの活性を測定することになっています。医薬品の血栓溶解剤ウロキナーゼの測定法を真似たものです。そこで、Nattokinaseは医薬品のウロキナーゼの何倍の効果という人がいますが、これは大きな間違いです。医薬品のウロキナーゼは静脈注射するものであり、食べて効くものではありません。またウロキナーゼには投与タイミングが重要であり、間違えば新たな脳出血に繋がりかねません。医師の管理のもと厳重に使われるものなのです。

 Nattokinaseが一度できた血栓を溶かすとすれば、消化器(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸など)における出血の危険性から、とても勝手に食べたりできないということになります。今では、納豆の良さは、その中に含まれる多数の成分(エッセンス)にあるという考え方が広まってきました。

ナットウキナーゼという名前

 Nattokinaseというと、キナーゼという酵素を連想するのではないでしょうか?キナーゼとは、リン酸化酵素の英語名ですが、Nattokinaseはリン酸化酵素ではなく、タンパク質分解酵素に当たるプロテアーゼです。酵素の名前には、一般に、-aseを付けるので、Nattoase(ナットウアーゼ)というのが適切なのかもしれませんね。英語の発音は、kinaseはカイネーズ、aseはエースと発音するので、ナットウエースでしょうか。ナットウエースの方が格好良かったかも?

ナットウキナーゼの活性測定方法

 2010年3月17日の健康産業新聞:ナットウキナーゼの開発者である倉敷産業芸術大学・須見洋行氏によると現在使われているナットウキナーゼの活性測定方法FUは正確でなく、IUを使用すべきとのコメントが掲載されています。

 

 

 

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